こんにちは。国祐塾の川添です。
今日は悩んでいる子が多い「ケアレスミス」についてです。
◎ケアレスミスはちょっとしたミス???
テストが終わって、答案が返ってくると「ケアレスミスしちゃった~」とか「ここ本当はわかっていたのに焦って間違えた…」と聞くことがあります。
数学であれば、符号ミスや計算ミスなどで、
国語であれば漢字ミスや設問の読み取りミスなどです。
他には、記号で答えなさいと書いてあるのに、用語で答えを書いてしまったり、英単語のスペルを書き間違えてしまったり…
いずれもちょっとしたミスに見えます。
間違えた本人もちょっとしたミスと捉えています。
はたしてこれは思っているほど簡単なミスなのでしょうか?
◎ケアレスミスを軽く捉えてはいけない
ケアレスミスを軽く捉えていると、なかなか修正できません。
経験上、何度も同じミスを繰り返す子が大半です。
毎回同じようなミスをしてしまうので、
定期テストで10点分以上も失点してしまうことすらあります。
中学生であれば、本当は90点とれたのに、
実際は70~80点になってしまったら、内申点にも影響が出てきますし、
非常にもったいないですよね。
では、どうすれば良いのか?
それは…
なくす対策をしっかりすることです。
◎ケアレスミスをゼロにする最強の方法!!
今からお伝えする内容は、
生徒さんのケアレスミスと真正面からぶつかりながら、編み出した方法です。
端的にいうと、
きちんと分析をして対策を考えることです。
たとえば、
数学の連立方程式の計算で符号ミスをよくしてしまう場合、
まず自分がどこで間違えたのかをよく見直す。
で、加減法の筆算の計算で、プラス・マイナスを間違えてしまったと判明したら、次にどうしたら同じ間違いをしないかの具体的な対策を考える。
ここ大事なのでもう一度書きます。
とにかく具体的な対策を考えることです。
間違え方の分析をしたあとに、よく生徒さんたちから言われるのが、
次から
「計算に気を付ける」、「ゆっくり計算する」などですが、
その程度のことではダメです。まったく改善されません。
そうではなく、もっとつっこんで、
「私は加減法で、筆算の符号をよく間違えてしまうから、
計算をした直後にもう一度計算を見直して、符号があっているか確認する。」
という風にしましょう。
ここまで具体的に対策を考えることができたら、
あとは普段の勉強中から、
必ずその対策を意識して問題演習をすることが重要です。
普段から自分のミスしやすいポイントを把握して、
それをなくす対策を実践して、間違いをしなければ、
テスト本番でもミスはしません。
たとえば、
国語の問題で「記号で答えなさい」と書かれているのに、そのまま答えを書いてしまうのが多い子は、普段から「設問条件に〇をつけて意識する」などを
実行していれば、普段の問題演習中からミスがなくなってきます。
そして、テスト本番でも同じようにすればミスはなくなります。
まとめると、
1,分析をして対策を具体的に考える。
2,普段から対策を実践する。
3,普段から対策をしてミスがなくなれば、テスト本番でもゼロになる。
ということです。
みなさん、もったいないミスをなくしましょうね。