こんにちは。
国祐塾の川添です。
今日は国語の定期テストは解けるけど、
模試が解けない場合について書いていきます。
◎国語の定期テストは暗記でも得点できる!?
国語の定期テストの対策というと、テスト範囲の漢字を覚えたり、教科書の本文を音読したり、学校の問題集の答えを覚えたり、ということが主流になっているかと思います。
学習塾での対策も、上記のものに加えて、塾の問題集を解かせたり、学校の過去問を解かせたりするところが多いです。
定期テストの場合は、実力問題以外は学校で扱った内容から出題されます。
したがって、たとえば記述問題の答えが何でそうなるのかわからなかった場合でも、答えを暗記さえしてしまえば点数がとれます。
要は、暗記でどうにかなる部分が大きいわけです。
◎模試が出来ない
一方、模試はどうでしょうか?
定期テストとは違って、初見の問題が出題されますよね。
初見の問題を時間内に読んで理解して、設問に答える必要があります。
同じ日本語で書かれていますが、定期テストとはまるで違って、
1から自分の力で考えて解かないといけないのです。
初めて読む問題文になりますので、暗記のしようがありません。
よって、
こうした問題で得点をするには、別の対策が必要になってくるわけです。
問題を自分で読んで理解できるように訓練を積んでおくことが重要になります。
もちろん、もともと国語が得意な子であれば、無意識的になんとなく問題文の要点や設問の答え方がわかっているので、点数がとれます。
しかし、国語が苦手な子は、どこが要点なのか見当がつかず、
設問の答え方もあやふやなので、まったく的外れな答え方をしたり、
本文の内容とずれた答えを書いてしまったりします。
こうしたことを防ぐためには、国語にも他の教科と同様、
一定のルールがあるということを知ることが大事です。
当塾では、それを読解公式をはじめとして、
百字要約と記述問題の解き方を通して伝えています。
まずは読解公式を通して、
国語ができる子が無意識に行っていることをルールとして学び、
それを使いながら入試問題などの要約を行います。
要約では、段落ごとに一つひとつ要点をおさえていき、
最後にそれを100字にまとめます。
これで、問題文の要約ができるようになりますので、
要点がわかるようになってきます。
記述問題の解き方も同時に練習をしていきますので、
大半の子が苦手な記述もコツがわかってきます。
◎模試だけでなく入試問題も解けるようになる!!
模試も入試問題も適切な練習をすれば徐々に解けるようになってきます。
最初は時間がかかりますけどね。時間があるうちから早めに対策をした方が良いですよ。
まずは、書かれている本文の要点がわかるようになりましょう。
それができるだけでも点数は変わってきます。
問題文がわかれば、解ける問題も多くなります。
国語で困っている子は、ぜひ一緒に頑張りましょう!